ふふふのふ

思考の整理のために書いています。雑記。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「写ルンです」は良い

旅に出るとき必ず持って行くのが「写ルンです」だ。撮りたい!と思ったとき、シャッターをすぐきれるところが良い。瞬間を切り取れるのが「写ルンです」。現像しないと、何が撮れているのか分からないところも良い。わくわく感。あと、何よりコンパクト!今…

おけいはんに乗って

京都へ向かう電車の一番うしろの車両で、母にはLINEを、父にはメールを書いていた。先週の出来事を伝える。「さっき母さんから聞いたんだけど…」という。10分前に母親に伝えた内容を引用する父親の文面。二人とも同じ場所にいて、それぞれに違う文章を書いて…

余白をつくること

「今まで120%の力でやっていたんであれば、それを100%にして、あとの20%で周りの人のことを考えてあげれば良いと思うよ。サボることをおすすめしてるのじゃなくて。やるべきことはしっかりやりきった上で、周囲のことも見渡せる心の余裕というか、あそびの部…

瞬間に名前をつけてみる

本棚の整理をしていたとき、「カキフライが無いなら来なかった」という本が出てきた。わたしは、人に薦められた本はとりあえず買ってしまう。買うのと読むスピードが比例していないから、積まれている本が多いけれど…。 ぱらぱらとページをめくってみる。自…

レモン、ありますね。

この前、久しぶりにサークルの先輩たちと飲みに行った。居酒屋でレモンの乗ったからあげが出てきたとき、友だちがちらっとこちらを見るなり「レモン、ありますね。」と言った。カルテットだ!と思って、すかさず「レモン、ありますよ。」と言おうとしたが、…

続・春の空と乙女心

喫茶店の帰り、久々にママのお店へ行った。ベロンベロンに酔っぱらった彼女は、あの人と出会ったことや、3年も続いたことは奇跡なの!と泣きながらくだを巻いていた。「諦めよし。その人はもう次の出会いを求めて進んでるから。振ったほうってそういうもんで…

春の空と乙女心

大事な話があるからいつもの喫茶店に来て!と友だちから連絡があった。さいきん、わたしのまわりは、結婚ラッシュなので、おめでたい報告だろうなと思って、うきうき気分でドアを開けると、真っ赤な目をした彼女が待っていた。3年付き合った人に振られたらし…

電話について

電話はなんだか、暴力的な感じがする。それまでの日常なんておかまいなしに音が鳴る。家で本を読みながらゆっくりしてようと、喫茶店で友だちと近況報告をしていようと、帰宅の自転車をこいでいようと関係ない。あ、電話だ!と思ってびっくりする。電話じゃ…

今、気づいてよかった。ちょっと、いや、だいぶ遅いけど。

最近、営業のおじさんと仕事するようになって、考えたことがある。おじさんは、やたら感謝を言葉にする人で、ささいなことでも「ありがとう」を口に出す。こういう人と仕事をしていると、わたしはまだまだ未熟だなと思ってしまう。 おじさんから学んだことは…

ログアウトしてみた

Twitterが凍結して5日たった。ログアウトしたら元に戻るかなといろいろ試したけれど、だめだった。だからもう、そのまま。ログインできないまま放置している。Twitterって人の頭の中をのぞいているようで楽しいけれど、のぞきすぎて疲れることもある。2か月…

花を愛でる余裕をもつ

花は良い。血となり肉となるわけでもなく、着飾るものでもなく、使うと効率的に作業がこなせるわけでもなく、寒さをしのげるわけでもなければ、自分の英知となることもない。ただそこに、物体がポンとあるだけで、なんだか、あざといなー!と言わんばかりに…

どこもかしこも春めいて

春のはじまりってなんだか困ってしまう。お散歩しているだけなのに、外は明るいし。ぽかぽかしていて、もうなんなの、どうしたらいいの!って気持ちになる。見上げれば空が青いってだけで、そわそわとしてしまう。かと思えば、またちょっと寒くなったりして…

島をわたって

カメラと青春18きっぷを持って、始発電車に乗った。尾道経由で実家に帰ろうと思った。千光寺山ロープウェイで山を登って、ポンポン岩で尾道水道をぼーっと眺めて、観光で来ていたおばあちゃん達とおしゃべり。 おしゃべりが楽しすぎて、ふと我に返ったとき、…

深夜のおやつ

仕事の山場を越えたある夜のこと。街の雑踏の中を重い足取りで歩きながら、なぜだか突然、カヌレが食べたい!と思った。そう思ったら居ても立ってもいられなくなり、駅のデパートへ駆け込んだ。 デパ地下のパン屋さんを覗いてみる。ない!ならばケーキ屋さん…

はんなり乙女になりたい

先日会った友人が「いけず」という言葉を使った。関西に住みながら、生で聞くのは初めてだ。京都に4年間住んでいたけれど、一度も聞いたことがなかった。思わず「いけず?」と聞き返したが、真面目な顔でうんと頷く。いけずな上司がいるのだという。彼女は京…

わたしは、ダサい

「君はダサいよね」って言われた。 知ってる。それは自分が一番よく分かっている。たぶん、服もダサければ、生活もダサいのだ。 ダサいって言ってきたあの人や、わたしの知ってる素敵な人、会社のあの子。とても垢抜けているんだけど、特別気取った感じでは…

もういちど、はじめてみる

気持ちや思ったことというのは、自分のなかでわかりやすく整理されているつもりになっている。しかし誰かに伝えようとしてもうまく説明できないことが多い。気持ちや思ったことが言葉にされていないからだ。 わたしは、本当は口頭で表現するのがとても苦手だ…